updated date : 2018/11/09

殺人者の記憶法

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【概略】
獣医のビョンスはアルツハイマーで元連続殺人鬼という顔を持ち、日々の出来事を‘録音’することを習慣に過ごしていた。ある日、接触事故を起こし謎の男テジュに出会う。その目つきに彼もまた殺人犯だと確信し、警察に通報するがまともに取りあってもらえない。やがてテジュはビョンスの愛娘ウンヒの彼として目の前に現れる。ビョンスは1人でテジュを捕らえようとするが、アルツハイマーにより記憶は途切れ混乱していく。そうしてまた始まった連続殺人事件……。これはヤツの仕業なのか?
サスペンス

.0★★★☆☆
認知症の元殺人鬼VS殺人鬼という面白いテーマではあるものの、期待値が高すぎた。
少年時代、自分と姉に虐待を加える父親を殺したことがキッカケで殺人者の道を歩むことになったビョンス。そしてクズのような人間を殺してきたのですが、17年前、自分の妻を殺した日の帰宅途中で事故を起こして数年前から認知症を発症、それまでは獣医師として一人娘のウンヒを育てていたのです。が、最近周囲で若い女性を対象とした連続殺人事件が発生し「もしかして、記憶がないだけで自分がやったのでは?」と思い悩んでいたところ、追突事故の相手テジュの車に血痕を見つけて、「こいつはおなじ匂いがするぜ!殺人鬼だ」と直感する。類は友を呼ぶ?しかも娘の恋人として現れるテジュに、こいつは自分が倒さねば… と思い立つという話。
うちのおじいちゃんも認知症だったので、症状が深化していく様子を興味深くみた。過去のことは鮮明に覚えているのに最近の事(今、現在)がわからなくなるんだけど、時折正気に戻るのが面倒なところなんだよね。
それがこの映画にも出てまして、短期記憶障害(1週間の記憶が消えた)だったり、前後不覚になって、尿がはいってるペットボトルを飲んだり、目的を忘れて映画で笑ったり、修道院にいるはずの姉は、もう存在していなかった(少年期に首吊りしてしまっていた)り…。自分の記憶が一番信じられなくなるのって辛いよね…。
そして認知症を利用したテジュの手腕も見事。タクシーを呼んでその運転手になりかわってるとはね。記憶がなくなることを見越してだったのかなあ。記憶を失う事で少しコミカルな面もみせるけれど、エンタメまではいかないかなあと思う。
それにしてもアイロンであんなに頭部陥没するのか…怖いな。
体力的にも若いほうが上。しかしそこは娘のために戦う父親、しぶとい。
自分の娘と血がつながらないこと(母親の浮気相手との子)を言うところは切なかった。
終盤、施設で娘を「姉」と誤解してるところが、うちのおじいちゃんを思い出してしまった。
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コメント数 2

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fjk78dead → 

こんちは。
おおーぅ、そうすか。
ソル・ギョングがもう本当にそういう人にしか見えなくて引きずり込まされましたわあ。

2018/11/11 (Sun) 01:17 | 編集 | 返信 |   
maki → >fjk78deadさん おはようございます。

役者さんは、見事でした!
ただもう一歩、笑いやアクションがあったら、
エンタメ作品になってたかなという
個人的見解であります。

尿ペットボトルだって、あんな普通に飲んでるから
それ、尿だよって気づかない人だっているのでは?
でも認知症では「思い込み」で味覚も奪われるそうなので
ゴクゴク飲むのが普通なんですよね

2018/11/11 (Sun) 09:07 | 編集 | 返信 |   

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