サスペンス・スリラー

狂人ドクター

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【概略】
19世紀のボルティモアで、両親の突然の死に心を痛めていた一人の少女・イザベル。彼女は、ローズウッド研究所と呼ばれる精神障害を治療する研究所で療養することに。そこで出会ったカリスマ医師のドクター・ケイルンによって、彼女は徐々に症状が回復したと思われたが、それは恐ろしい洗脳実験の始まりであった…。
スリラー

.0★★★☆☆
製作・主演がジェームズ・フランコ。
上流階級のイザベルは最初それ相応の病棟にいたのだが、医師ケイルンによって、「自由」になりたい願望を見抜かれ、薬(アコナイト=トリカブトが入ってるらしい、精神をおかしくするには十分)によって洗脳されていく。自由になるため違う自分になる必要があり、治療と称した実験対象にされる。
本人は薬の効果もあり兄の心配をよそに治療にいそしんでいく(むち打ち、熱湯をかけ痛みを忘れるとか)。
秘密結社アコナイト会による支配、演技で全く違う人物になる、その際に心配する兄を殺してしまう。が、それも薬の副作用の夢だと思っている。しかし患者の一人マーガレットがあまりにもイザベルが洗脳されおかしくなっていっているので、彼女を助けようと忠告。薬をはきだしたり真実を告げたりして、イザベルはすべてに復讐しようと…。
ガンサーが実はアコナイト会の4人の幹部の一人で、見事舞台上でアコナイト会とケイルンへの復讐を遂げたイザベルを祝福し、新しい役割を与えようといい、彼女は病院のマダム・ポーターとして取り仕切るようになるというラスト。
入院した女性たちを人身売買したりしていた実在した精神病院らしい。エンドロール前に「2009年までありました」ってあって、正直本編よりもその一文が一番怖いわあ。
秘密結社に人身売買と興味そそられる内容ではあったのですが、操られてる過程がいともあっさりだったのが拍子抜けだし、ケイルンがなぜイザベルに執着したのかもわからない。舞台上で演技をさせて役柄にはいりこんでる姿を見るというのが快感だったのか?
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/11/04 Sun )
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