updated date : 2018/10/14

シークレット・オブ・ハロウィン

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【概略】
コーリーとジョナは、昔は仲が良かったが、今はコーリーが不良仲間たちと一緒にジョナをいじめるという関係になっていた。ところがハロウィンの夜、コーリーはいじめられているジョナを助ける。そして「一緒に遊ぼう」とジョナに言われたコーリーが、ジョナと一緒に闇夜の中を進んでいくと、摩訶不思議な世界にたどり着き…。
ドラマ

.0★★★★★
かつて親友同士だった2人の男子高校生がハロウィンの夜に体験する不思議な出来事を描いた青春ダークファンタジー・ドラマ。
思春期ってのは、持て余した気持ちのやり場を求め、子供特有の残酷さを持ちあわせながらも大人への道を歩き始めてもいる年頃。
子供の頃、一緒に遊んでた友達なのに、なぜ離れてしまったのか…。これって現実にあるあるで、趣味が変わったり、周囲に流されたりで、ほんといつの間にか疎遠になってるって事、ある。
コーリーはあの時もその後も逃げ、ジョナは何重にも苦しんでいたんだね。つらい。自己嫌悪や罪悪感なのかもだけど…ちゃんと向き合って欲しかった。たぶんジョナはそう思ってたはず。
劇中に出てきた、コキュートス(「嘆きの川」)とは冥府の川のひとつ。ダンテ「神曲」では第一篇「地獄篇」で、コキュートスは地獄の最下層にあり、背信行為の様態に応じて氷の中に首まであるいは全身という風に、様々な度合いで閉じ込められていく。中心部に堕天使ルシファー(魔王サタン)が腰まで氷に浸かっている、とされている。
ここから、コーリーの(友達としての)裏切りにジョナは嘆いていたって簡単な解釈したけど、そういうことだよね。それ(橋)を渡るという事は、子供の頃信じてた不思議な世界に戻るってことだけど、ジョナの気持ちに近づくという事だ。
高校生の二人と、小さい頃の二人の映像が交互に映し出され、そこからジョナが今でもコーリーを友達だと思ってる事がわかる。切ない。
コーリーとジョナの間にあった秘密は…結構重い。チャックに手を当ててたってことは、当然そういう事をされたんだよね…。「ホモ野郎」のあだ名はそこから来てるのか…。
一夜の夢。でも子供時代との決別の夜。
ラストが救われない。あの時頭を打った事、ジョナの体はあのトンネルの前で…。「ごめんな、逃げたりして」「今夜で全て帳消しだ」嘘だろう、こんな結末。
1年後かな、ハロウィンの日。夢のために頑張ってるロマニーとコーリー。コーリーの部屋には、ジョナの写った大きなパネルが…。
あの日、あのハロウィンの日、ジョナがゲームを提案してくれなかったら、自分の夢やロマニーとの関係も進まなかっただろうし、ジャンゴすら子供のままだったのかもしれない。
地味に音楽が良曲揃い。
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