
【概略】
WCKDに捕らわれたミンホを奪還したいトーマスは、仲間の反対を押し切りニュートとフライパンを伴ってWCKDに向かうのだが…。
SFアクション
.0★★★☆☆
「メイズ(迷宮)」は、結局「1」だけだよね…。
ストーリーのほとんどは仲間であるミンホの奪還ですが、2から本作の間時間があいたことで、青少年たちの、少年部分が抜けて青年となり、大人になったため、演技の幅は出てきたと思うのですがその分不安定さが失われ、魅力薄と感じてしまいました。結局普通のSF映画。
ギャリーが逞しくなって再登場も…。あんなやなやつだったのにいい奴に変わってるぜえ。
ご都合主義が多々見受けられ、コントの様に敵の弾が一切当たらず。こちらからはガンガン当たるんだけどね。
1作目は結構面白かったのに、2作目で悪い意味で驚きの展開に至り、本作では更に普通化しているというある意味で典型的なティーン小説原作映画。
トーマスの血が血清における鍵なんだけど、そもそもトーマスの血はもっと以前に採取されてるはずでは?と思う。それともすべての今までの事があって、ウイルスを破壊する血液へ変化したのか?
ニュートには泣かされても、他の人よりも非人道的な近道を選んだテレサは、ヒロインなのに悲しみがわかんかった。ある意味、他人には理解されてなくても、それが最速の道を信じたテレサ。
結局全世界を助けるのではなくて、免疫をもつ者たちのコミュニティで暮らすことになるラスト。てかやっぱりニュートはヒロイン枠だろう。最後の手紙とかさあ。
ハンガーとかダイバーなんとかとかよりは、良く出来てたシリーズでした。
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コメント
ハンガーなんちゃらとダイバーなんちゃらには乗り損なったなあ。
メイズじゃなくなって、普通になっちゃったとは言え、普通に面白いからまだ良いでしょう。3作目でもっとグダグダになってる映画は山ほどあるから(ハイランダーなんか2作目で最低だった)。
まあそれをいっちゃあおしまいよ、ですが
普通に観れる作品にはなっていました。
けど、1と2予習前提の話になってたので、
これまでの振り返りがちょっとほしかったですね
いや、…別に、フライパンて誰だっけ…なんて、思っちゃいませんよ?
どうしてYA小説は、同じような展開に陥ってしまうのでしょうねえ。
前2作の内容をスコーンと忘れた状態で観ましたが、流石にギャリーが糞野郎だったてのは覚えていたので、急に良い奴になっていたのには違和感が(笑)。
まあ私も『ハンガーゲーム』や『ダイバージェント』よりかは楽しめたシリーズだったかな、て殆ど覚えてないけど(自分のブログの過去記事読み返してそこそこ好い評価していたので)。
ヒロインはテレサじゃなくてニュートだと私も思います。
私もこいつ誰だっけ とかは思いながらの鑑賞でしたが
比較的思い出せながらみてたので、
さすがにギャリーは名前も顔も覚えてました(笑)
ウィル・ポールターの顔、ほんと漫画みたいで好きなんですよ
あんなくっそ野郎だったのに、ほんと「誰にでも間違いはある」の一言でいい奴になちゃいましたね(笑)
最後までクソでいて欲しかったような、でもそうしたら話が長くなっちゃうような。
ヒロインのテレサは、よくある「私ヒロイン」タイプではなく
味方を裏切ってでも最良最速の事をしたいというタイプである意味新鮮でしたね