updated date : 2018/09/16

グリーン・ヘル

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【概略】
ボスニア人のセルマは、恋人のアレックスと共に彼女の故郷を訪れていた。しかし、帰路の途中、森の中で車が故障し立往生してしまう。さらに、かつての紛争でその森には大量の地雷が埋まっていた。そこに現れたのは、地雷を処理していた二人組の男。森を知り尽くした彼らは、セルマたちの道案内をしようとするが、男たちを怪しく思ったセルマは逃げ出してしまう。しかし、その時地雷が爆発し、セルマは怪我を負ってしまう。手当をするために、一行は男たちが住処にしている森の洞窟へと向かうが…。
ホラー

.5★★★☆☆
なんじゃあ。このジャケ画像の生物何者なんじゃあ。
「飢えた男たち」「正体不明の生物」「地雷原」「地獄の森」この4つが繋がる話って全然思い浮かばない。当然、どれか(または複数)がおろそかになってるわけ。この場合「正体不明の生物」「地獄の森」かな。
人物をまるで追跡するような執拗なカメラワークがずっと続く。
セルビア人の二人組の男に襲われたり、恋人を射殺され拉致される幻覚を見たセルマは、優しい恋人に諭されながら恋人に「全部あなたのせいよ」とか言ったりして情緒不安定。穏便に話を済ませようと恋人は二人に話をするんだけど、金を無理やり要求されて結局銃で脅されセルマに「逃げろ!」という。結局ヤバみの二人組だったんよね。
セルビア人とボスニア人の間の確執やなんかも映画に盛り込まれており、セルマの守護天使である「ヤー・ハー・フィズ」が視幻化するところなんかは良かった。「ネズミ、どこだ!」本作の原題はマウスなのです。
結局行動自身はセルマが起こしてるんだけど、それは守護天使がやっているものと認識されているの。一人を殺して一人は瀕死。
セルマの壮絶な過去と、セルマとアレックスの間の「相互理解」とか、結構盛り込まれてて、殺したら一緒にはなれないと言い一度はあきらめた二人組殺しを、「家族」を引き合いに出されて、大きな石で瀕死の男を殴り続けるセルマ。
その様子を背後で察したアレックスが現場に向かう様子を執拗なカメラワークが映すんだけど、ここがむしろぐっときたよね。
「アレックス、仇をうつしかなかった!お願い」「来るな!」で地雷ドカン。
ラストでセルマと思った人物の女性エラの後ろ姿からアレックスが映る。恋人同士のよう。そこへ、銃声があがってエラを探すアレックスの前に現れたのは…というラスト。
正直地雷ドカンで終わっても良かったようにも思う。実際にセルマが現れたわけじゃなくて、きっとあの時の出来事がトラウマのようにアレックスの脳裏に宿って目に映し出されたのがセルマの姿だったんだと思うし。B級だけどドラマ部分が割と面白い。
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