
【概略】
西暦2030年、資源の枯渇や食糧危機で世界の文明が崩壊。アメリカは国境を閉鎖し、「人民省」を設立して国民を管理するようになっていた。政府が指定する排除対象者を収容地区に強制移住させる任務を担う「ヒューマン・ハンター」のノア・クロスは、ある時、レイチェルという女性とその息子ルーカスを追跡する任務に就く。しかし、何の罪もない彼女たちとの接触を通じて、ノアの中に変化が兆しが芽生える。やがて政府の命令に背くことを決意したノアは、2人を逃がすために追手と戦いながらカナダとの国境を目指す。
SF
.0★★☆☆☆
ニコラス・ケイジ主演のSF映画という事になっていますが、どこかで見たような内容。
SFらしきところは一部だけで、いくらニコケイがシリアス顔でキメても、ぬるい、ぬるすぎるんだよぉ~!
政府役人の陰謀に気付いて、母子と一緒に逃走の旅に出るが…だからなんぞ、という展開のままラストに繋がる。
ほとんど荒野だけでSFっていわれてもな。ツッコミどころが多すぎてどこからツッコんでいいのかわからない。
とりあえず、男の子ルーカスが、「知らないおじさんが守ってくれてたけど死んじゃった。よくわからないけどサンクス!」で終わらなくて良かったなと思うとノア・クロス捜査官も浮かばれるかな?一応自分の息子だし。
合成映像がいかにもちゃちくて、演出も映像も大雑把。
主人公らにガソリン取られた店主が「あんたは家族を大切にしてるか?」とかいってなぜか追っ手の車に突撃して協力してくれる。一応ここは昔家族持ちだった店主が、家族連れだと思って自分の過去の幸せを彼らの中に見たってことなんでしょうが、超短いシーンでそこまで察せというのは、人によりけりでしょうねえ。
アクションはぬるすぎるし、ヒューマンドラマSFでもないし…なんか中途半端でした。
コメント
こちらもコメント&TBありがとうございました。
同じSFなのに『レディプレイヤー1』観た後にこれ観ると・・・ねぇ(笑)。
ガソスタおやじの心境は私察しできませんでした。
「はあ?」てなりましたもん。
こんな映画に出るニコケイもニコケイですが、劇場公開させる配給会社も罪深い。
そうですか、ガソスタのおやじのシーンなんて短いシーンだし
察するとしたらそのくらいだよなとしか私も思えませんでしたよ
個人的には、自分の息子と名乗れない設定には結構面白いものもあったし、
嫌いではないですが、なにせ映像がちゃちいうえに
意味ない演出も多くて、さすがにB級ストライクな映画だなと思いました
途中で主人公銃殺されちゃうなんて、
びっくらこいたよね。
ほんと、知らないおじさんありがとうで終わらなくて良かったけど…
どこから聞いてたんだ?とは疑問です
あの子の中ではお母さん(別母)とお父さん(ニコケイ)ってことなんでしょうね