
【概略】
近未来、人類が【無欲】【平和】【高潔】【勇敢】【博学】の5つの派閥に分類・管理される社会体制が大規模なクーデターによって崩壊し、新たな支配者たちが勢力を拡大していた。シカゴの街は巨大なフェンスに囲まれ、重いゲートで閉鎖されていた。混迷の中、主人公トリスは仲間と共に外の世界へ脱出することを決意―。が、そこに待ち受けていたのは【異端者】(ダイバージェント)にまつわる驚愕の事実と、人類の記憶を消去し世界を‘リセット’させようと企む巨大組織の恐ろしい陰謀だった…。
ホラー
.0★★☆☆☆
えっこんな話だったっけ?なんという中途半端…。
前作でもう終わったような気がしてたけど、本作があることで、まだ続きそうになってません?
もうほとんどの人から見限られてるシリーズだろうけれども、一応最後まで見ようと思ったけど…見て後悔ってのもなあ。
主人公のシェイリーン・ウッドリーにスター感がないから、「ハンガー・ゲーム」だってあれジェニファー・ローレンスだからまだもってたようなもので、内容は回をますごとに酷くなっていましたからね。本作も同じくその典型だけど、主人公の格の違いが物凄いわ。
異端とされてるダイバージェントだって、一体彼女の何がそんなに異端なのか?凄いのか?よくわからんっていうオチに。
しかも今回、「純粋なダイバージェント」としてトリスが選ばれてたわけだけど、結局毒ガスをとめたくらいで中身はまったく今までの支配から逃れていない…さらに宣戦布告するとかいうラストで、もう。派閥も無くなり一つになったらしい外の世界が開けた前作ラストのほうがまだ、まし。
前の政権と変わらない裁判という名の処刑。汚染された世界に生き残った人類。どちらが飼う側飼われる側か。外部に大きな権力を持つ監視者や抑圧者がいてそれを打倒するという展開は、もう見飽きた。どれもYA小説ですが「ハンガー・ゲーム」も「メイズ・ランナー」も、同じ形です。まず現在の閉ざされた世界を壊し、そしてその世界を作った相手を倒すという、後付けのこじつけで書いたようなストーリーは、飽き飽きです。
何でこんな中途半端なラストになったのかなと思って調べたら、本当は原作では3部作だけれど、最終作を前後編にわけて上映する手法だったわけで作られた前半戦だったというわけだったんですね。でも興行的に振るわないから、続編はなし、FINAL!みたいなことなんでしょう。続編はどうやらTVドラマ化されるとかされないとかその辺もモヤモヤ。
フォーが相変わらず強くてかっこいいけど、結局モヤモヤなシリーズだったってことですかね…。
未来ガジェット映像はそこそこ面白いところもあるんだけどねえ、このシリーズ。
コメント
どういう終わり方だったのか、もう覚えておらぬわ。
原作はトリスが死になんじゃこれで終りです。映画は中途半端に生き残って終り。
これ以上の続編はありえません(笑)
さすがです…。
私もおぼえておらぬわ!と言いたいところだけれど
昨日だからさすがに覚えてました。
人々の記憶を消す毒ガスを阻止して、
トリスがシカゴの人間に説明し、宣戦布告するところで終わりです~
ボーさん処のコメントで、拝見しました
なんか、トリスが自己犠牲して大勢を救ってフォー呆然らしいとか?
確かになんだそれ…ですね。
フォーをみてると強くて男らしいのに(かっこいいとはいっていない)
なんだか残念だ…と感じられます
それはやはり選んだのがトリスだから、なのかなあ