
【概略】
双子を出産したメアリー。だが、赤ん坊の1人は死産だった。メアリーはその悲しみを、残された息子アダムに愛を注ぐことで忘れようとしていた。だがある日を境に、彼女の周囲で奇怪な現象が起こりはじめる。幻聴のように聴こえる、「アダムは私のものだ」という声。監視モニター映像で、ベビーベッドに近づく怪しい影。‘何か’が、アダムを狙っているのか?メアリーはヘンダーソンという女を訪ね、子供をさらう魔女の話を聞く。その魔女に狙われると、道は2つしかない。我が子を差し出すか、他人の子供を身代わりにするか…。
ホラー
.0★★★☆☆
双子を出産したものの、一人を死産で失ったメアリー。心の傷も癒えないうちに、子どもをさらう魔女に残る息子を狙われてしまう…。狂人扱いされる母親の必死の言動を描く、クリスティ・バーク主演のホラー。
赤ちゃんがオギャーと泣いているのがずっと中盤まで。中盤からようやく老婆声の魔女ラマシュトゥが出てきます。
ネットで、何者かに赤ちゃんを狙われた女性ヘンダーソンをみつけたメアリーは、彼女に会いに行く。魔女の声を録音しているという。メアリーの息子にも足に同じ「印」があって、ヘンダーソンは「狙われたら、自分の子か他の子を捧げるしかない」というのだった。
実際に目の前に魔女が姿を現します。すり替えられたような映像とか、幻覚や幻聴などの産後うつと思われる症状など、最終的に赤ん坊アダムのために隣の家の赤ちゃんを盗んで殺そうとした(生贄にする)ところを、ガラス越しに撃たれるメアリー。
産後うつと誤解されながらも実際は本当だった…のか?というホラー映画ですが、「なぜなの、どうしてアダムを」「お前のもう一人の息子が美味かったからだー」というのがぞっとする部分。
そしてメアリーの死後、一連のメアリーと魔女の会話の入ったテープを聞いた夫が、目を閉じた状態からベビーベッドをのぞき込むところで終幕。果たしてアダムは盗まれていたのか、どうか。
メアリーが産後うつだったのかどうかも、鑑賞者にゆだねるというラストですね。
メアリー役のクリスティ・バークさんはこの映画で知りましたが、華奢な体と顔つきで繊細そうな若い母親を上手く演じてると思ったよ。
コメント
こちらにも。
先日鑑賞しましたが、主役の女優さんの豹変していく演技が素晴らしかったです。
あそこまで精神を壊していく演技をするのは相当大変だったんじゃないかなあと。
鑑賞者に判断を委ねるラストシーンが凄く気になって(笑)。
夫のリアクションからしたら赤ちゃんは居なくなってたのかなあ。
なんか色んな意味で悲しくなる映画でした。
クリスティ・バークさん、なかなか良かったですね。
この作品でお初だと思うのですが、可憐で華奢でどこか儚げでもあり。
ラスト気になりますよねえ!
丸投げってわけじゃないですが、
産後うつとうまく絡めて話にしていた事もあり
アダムがいなくなってるのかそうじゃないのかだけでも、知りたいッッ