ホラー

ボイス・フロム・ザ・ダークネス

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【概略】
1950年代、イタリア。ヴェレーナは住み込みの看護師として雇われていた。心を閉ざした少年・ジェイコブの世話をする彼女は、屋敷の中で不気味な声を聞くようになる。
ホラー

.0★★★☆☆
エミリア・クラーク主演。
1950年代、舞台はイタリアのトスカーナ地方。母を病気で亡くしてから話さなくなってしまった少年ジェイコブ。彼の治療をするため住み込みの看護師として雇われた主人公ヴェレーナ。薄暗い森の中の古城で生活することになるが、ジェイコブは幻聴を患っていることが判明する。なんと夜な夜な壁石に耳を押し当て、亡くなった母の声を聞いているという…。
治療に取り組むヴェレーナだが、彼女自身もその「声」を聞いてしまってから、まるで彼女(=ジェイコブの著名な演奏家の母親マルヴィーナ)がそこにいるような、彼女が自分を支配していくような感覚にとらわれる…。
亡くなった人の代わりを務めようとしていて、彼女の服を着たりとかするからさー、もー。
ホラー的な恐怖はないですが、ゴシックホラーの雰囲気漂う。
エミリア・クラークが可愛いのは当然として、少年ジェイコブがそれ以上にミステリアスな感じで雰囲気のある美少年で震えた。
出会いと確実な別れを繰り返してきた孤独な魂。その孤独さが選ばれたというか。結局は、乗っ取られた、憑りついたというよりは、魂が成り代わったという感じかなあ?
彼女のようにふるまうヴェレーナの言動が途中からおかしくなっていた。私は追い出される。ここにいなきゃ。ジェイコブと話したい。
家を建てる時に猫を石の中に入れたように、人の魂も石の中で眠り続けるのか。
見どころは、主人公のヴェレーナが、飾り気のない女性から自信に満ちた女性へと変化していく様子でしょうか。
ジェイコブの一言でどんなエンディングを迎えるのかと思ったら…これだもの!冷たい石にそっと触れたような感触のラストでした。
エンディングの曲は「あなたのもとへ必ずかえるから」とかいう歌詞で、まるでマルヴィーナの心のよう。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/08/12 Sun )
  • コメント: 2
  • トラックバック: 1
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コメント

エミリア

ターミネーターのとき、かわいいと思ったんだけどねー。

>ボーさん こんばんは。

エミリア・クラークは、やはり
ゲームオブスローンズ…。
ターミネーターの時も可愛かったけど
彼女、もっさりキュートな顔立ちだから
田舎娘的な役が似合ってるような?

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