
【概略】
人形作りをしている母親と二人きり、人里離れた一軒家で暮らしていたドーチェスター少年。ある日母親が心臓発作で死亡、その後も母の死体と人形に囲まれずっと家で過ごしていた彼が発見されたときにはすっかり精神が錯乱していた。施設に入れられるも18歳で脱出、人形と化したドール・ヘッドとして殺人を繰り返した挙句、最後に殺害されるも死体は見つからず…。そんな都市伝説をフィールドワークしようと、歴史学部の男女学生グループが、少年が住んでいたといわれる廃屋の敷地にやってきた。遊び半分でやってきた彼らだが…。
ホラー
.0★☆☆☆☆
1980年7月「ずっとママの側にいるのよ」を忠実に守り人形師の母親の病死体の側で暮らしていたというドーチェスター少年。
現代。歴史学のフィールドワークで、ある学生チームが、クリノリン・ヘッドという名の殺人鬼をテーマに決めた。
連続殺人鬼で歴史学のドナー先生も殺されかけたのだが、なんとその殺人鬼は18歳で精神病院を逃げ出したドーチェスター少年だった。学生の頃、友人デリックの招待で湖畔の家へと遊びにでかけたドナー。なんとデリックこそがドーチェスターでドナーとロビンという女生徒以外はみな惨殺された。ドナーが窒息させられている時、ロビンが彼を刺したのだ。しかし死体は見つからなかった…。
ほいで学生たちがフィールドワークとそれを邪魔しに来た同級生たちは色々あってそれぞれ個別に人形頭の謎人物に殺されていくのだけど、それが変な感じなんだよね。悪ふざけのようには作ってないんだろうけど、結果的に「おまえバカかよ」的な死に方になってる。わざとにしたら大して面白くもないので、笑えるというほどの変さはないんだけど。直接的なシーンは見せない手法だし。
でも結局ドナー先生が実は…的な展開ではなくて、なんで黒人になってるの???ドーチェスター少年白人じゃなかった?
というか、ドナー先生が襲われた事件、つまりは「前作」があったような感じでしたね。
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