アニメ・CG・人形劇

バーフバリ 失われた伝説 Vol.1

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【概略】
国母シヴァガミが統治する王国マヒシュマティ。まだ幼いバーフバリと従兄弟バラーラデーヴァは、この国の王子として英才教育を受け、より優れた者が次期王に指名されることになっていた。シヴァガミの夫で、バラーラデーヴァの父ビッジャラデーヴァは、自分が王になれなかったことを恨み、バーフバリを失脚させて息子を王位に就かせようと企てていた。 ‘国民の王’をめざすバーフバリと、‘権力の王’を狙うバラーラデーヴァは、時に激しく対立し、時に強く団結しながら、想像を絶する試練に立ち向かっていく...。
アニメーション

.0★★★★★
ちょっ、助けて下さい。腹筋が痛い。さらに萌え死ぬ。とくにこれバラーラデーヴァ派の人は死亡フラグ立ちまくり。
映画「バーフバリ」を鑑賞して以来、「バーフバリ」しか言えなくなるなどの語彙力の低下に悩んでいましたが、ようやく回復してきたかなと思ったらこれ、バニメ(バーフバリのアニメーション)です。
声優は「バーフバリ」そのままなのに海外アニメ画で違和感を覚えたのも最初(EP1)だけ。
一話目からバラーラデーヴァの不遇さが目に付いて愛しい。ああもう、ほんと愛しい。たまらない。

【EP01】
冒頭、ワニからシヴァガミを守ろうとするバーフバリ。昔からバーフバリだよね。ていうかビッジャラがイケメンに(笑)
「湖まで競争だ!」と遊びつつも切磋琢磨している少年時代のバーフバリとバラーラデーヴァの二人。シヴァガミほら貝吹きすぎ。
シヴァガミより命は民のものと教わる。しかし「私が死んでもバラーラデーヴァがいる。なれど母上はひとりしかいない」とか、バーフバリ(「我が王」うっとり)…となる。
成長して青年期。兵士たちを試しているバーフ、相変わらずバーフバリには風が吹いている(笑)
クスクス笑う女官たちにウインクしたりして花をいただくバーフバリだが(軽い)、その時に盆が落ちてしまう。落とさずに拾ったのはバラーラデーヴァ。しかし女官たちは恐れるように無言で立ち去ってしまう。お礼くらいないのか(笑)ていうかこのバラーラデーヴァ、優しい…。
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どなたかがツイッターでおっしゃっていた気もするけど、バーフバリ・ファンの生娘たちってキャッキャうふふしてて、そのかっこよさを語り合ったり、素敵だとか誉め言葉が素直にでてくるのに対し、バラーラデーヴァ・ファンの生娘たちって、「ストイックな殿下に黄色い声など不要」「美しい」だけで会話成立する感じがする。だとしたら、この女官たち3人はバーフバリ・ファンだったのだろうね。
で、色々あって、新しい師匠プラダン・グルが決まります。
知恵を使って訓練をなしとげるバーフバリに対し、貴族の子息たちの「バーフバリ!」コールが笑える。少ねー!!!(笑)
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訓練中に、村が無法者たちに襲撃されているのを発見。兵の到着を待つ前に戦おうとするんだけど、しかし無法者たちは意外な強さをみせ、兵を呼ぼうとするバラーラデーヴァと、あくまで民を守ろうというバーフバリ。バーフバリの民を守る気概と、熱いがちょっと無茶な勇気づけが、バーフバリらしい。
カッタッパがバーフバリに「殿下の背後は私が守ります」って2回言うんだけど、なんかそれ聞くたびにせつなくなった…。
シヴァガミは自分の命を危険にさらした無謀なバーフバリに激怒。
「母上の教えは忘れてはおりません。しかし、私の命が民のものなら、民の命は私のもの」というバーフバリ!!
そして貴族たちや民衆、バラーラデーヴァ含む貴族子息たちが「バーフバリ・コール」(称えた)をしたことで、事なきを得る。このときのバラーラデーヴァの図がとてもシュール。
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バラーラデーヴァが「バーフバリ・コール」をしたのは理由がある。王となるため…父と同じ過ちを犯してはならないと、己の憎しみを隠し通すため。そのため自分の本心を知った仲の良かった貴族子息を湖で沈め殺める。
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バラーラデーヴァの本心をそこで私たちも知ることとなる、このラストはなかなか良い。

【EP02】
隣国の王子ヴァラーとか、名前がややこしいねん。と思いつつ、この回は、隣国の王とその子供たちを招く回。
少年期バーフバリがシヴァガミから「罪を犯したものを見ても何もしないのは、己が罪を犯したのと同じことです」という教えを受ける。この流れ、ずっと続くんかな?(冒頭は少年期の養育関係)
仲の良かった子息が行方不明になった事で、なぜか疑われてるバラーラデーヴァ(笑)「真相はまもなく、明らかになる」とかなんなのこいつ、嫌らしい顔して。
前回の事でマンゴーを取ってくる罰をクリアしてくるバーフバリと、なぜかあと二個取ってくるのに付き合わされるバラーラデーヴァ。
バーフバリはラドラグニー王国の王女ヤマグニに心惹かれる(美しいだけでかよ!)互いにキスしそうになるんだけど、呼ばれて途中で寸止め。
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ラドラグニー国王の咳がちょっとうざい。ヴァラー王子は裏表のないといえば良さそうな性格ですが、実際は完璧主義者で野心家、独善的でビッジャラも「悪夢だ」と言うくらい。
国境の無法者たちが横行し結託しているため、国同士の同盟を結ぼうとしているシヴァガミ。そんな中、深夜、ヴァラー王子が夜襲にあう。バーフバリが下手人の後を追うが…取り逃がしてしまう。「何があった!?」と飛んでくるカッタッパとバラーラデーヴァ、がにまた!!!
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バーフバリはヤマグニ王女の貴賓室に侵入すると、「これをお探しで?」とマスクを渡す。下手人は、ヤマグニ王女だった!?
「なぜこんなことを?」「お話すれば、わたくしを…助けてくださいますか?」 陰謀回だったわ。

【EP03】
少年期エピソード。バラーラデーヴァと戦いごっこ。「マヒシュマティを守るのは私だ!」「や~ら~れ~た」しかしシヴァガミはそれをとがめる。「これが勝利の姿。勝利には大きな犠牲を伴うもの、配下を戦に駆り出すおりは、その者たちの命を預かるのです。ゆえに大切にしなければなりません」
ヤマグニ王女は愛国者だといい「あの化け物が王になるなんて!」と嘆く。兄上が王になれば暴君となりマヒシュマティと戦になるでしょう。と。
カッタッパに大義のために悪事をはたらいたものをどうすればいいか相談するバーフバリ。そこへプラダン・グルがやってきて相談を引き受ける。
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バラーに勧められた見目麗しい娘たちを断るバラーラデーヴァ(笑)なんかしらん、ヴァラーにバラーラデーヴァ見込まれてる。しかし甘言には耳を貸さないバラーラデーヴァ、かっこいい。
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「バーフバリは私の弟だ。私の家族は決して互いを裏切らぬ。己の家族をふりかえってみては?」
湖で殺めたアビナシュの両親がバラーラデーヴァを頼ってきたので、国を出たという嘘の話をでっちあげるバラーラデーヴァ。
まるで同情するかのようなバラーラデーヴァの演技(笑)
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なぜもっと早くいってくれなかったのかという貴族子息(いつぞやの、あいつだ)に、「皆のまえで友を汚せと?私がそのような裏切り行為をすると思っていたのか?」
悩むバーフバリはシヴァガミに打ち明けるが、ヤマグニが毒酒をヴァラーに飲まそうとして誤り父王が飲んでしまい崩御してしまう。ヴァラーはヤマグニの策略を見抜いていたのです。ヴァラーは知っていて使用人に罪をきせ、ヤマグニを無理に連れ故国に帰っていく。
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無実の罪で死んだ民と政りごとについて悩むバーフバリにカッタッパは言う。「それは万人の命にいえること。誰もが手駒の様に操られ、死んでいく。殿下の様に王となる定めを背負う者だけが全てを変えられるのです」「…そうなることを願おう、カッタッパ」「その日は必ずや訪れます、まちがいなく」
監督のコメンタリ-、バラーラデーヴァとバーフバリの過去を強く描きたかったと。うんうん、マヒシュマティ民はそこを求めてるよ!

【EP04】
蛮族カーラケーヤ回。「目には目を、歯には歯をー!」って(笑)
屈強な牡牛を吹っ飛ばす逞しい王子二人が、「まるで女子のようだ」とか言われて、この有様ですよ(笑)
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な、慰み者にされる!!!(笑)
しかし、カーラケーヤと手を組もうとした事があったんだね。シヴァガミは「狼と力を合わせ、犬を退治するのです」って。
バーフバリとバラーラデーヴァが使者としてカッタッパと共にいくのですが、私はトウモロコシが食べたいと言って気に入られたのか、名乗りを上げたバラーラデーヴァではなくバーフバリに挑戦がかかる。まあそこはね。主人公だから。
チェーン・デスマッチ対決です。が、ここでバーフバリがとった行動のカッタッパの「良いぞ」のシーンの後ろ、後ろ!何この笑顔のバラーラデーヴァ(笑)
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そしてここで長がでてくるのですが、イケメン。どうしたのこれ。カーラケーヤだよ?
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そして、「致し方なかろう、あやつらを愉しませてやればよい」と、バラーラデーヴァの提案で繋がれた腕で喧嘩を始める王子たち。もち、演技なんだけどさ、二人とも楽しそう。
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バーフバリのあそこから上がろうぜ、に、眉をあげて了解の合図をするバラーラデーヴァにときめいた。
綱渡りエピソードも観たかったな。カッタッパの教えらしいよ、縄を切り取られ、すんでのところでバラーラデーヴァの腕がバーフバリを受け止める。
そしてなるほど、これでカーラケーヤの長があんな顔(失礼)になったのね。そして目には目を、歯には歯をの心情で、マヒシュマティを恨むようになったと。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/07/27 Fri )
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