
【概略】
人生を取り戻そうと身代金誘拐を企てたヘーゼル。彼はエイドら仲間たちと大富豪のハドソン家に忍び込み、首尾よくひとり娘・キャサリンの誘拐に成功する。ところが、彼女はただの人間ではなく…。
ホラー
.0★★★☆☆
南アフリカの映画で、誘拐した令嬢が悪魔憑きだったというパターン。
恐怖シーンは一瞬の怖顔とかだけど、そこそこよく出来てた。ブッチャーみたいなのとかつい笑ってしまった。
どこかで見たような内容をつぎはぎにしているものの、トラングールというものが目新しくてつい見てしまう。
ぎざぎざの先端の舌が長くて気持ち悪い。この舌を突っ込まれて憑りつかれてしまう。
結末も意外だった。まさかの、幽霊(母親)が味方してくれて悪魔と戦うというもの。
それぞれ、なにかしら過去を抱えた誘拐犯達が、その過去により追い詰められていくという新しい試み。
結局生き残るのは主人公のみで、それも最強幽霊の母親が勝因(なんじゃそりゃ)。
トラングールが炎に弱いらしいので、隙を見て、鈍器で殴りまくって令嬢を車に連れ込んでドアを閉めて火を点ける、という…。
えっ、そんな簡単でいいの?
令嬢キャサリンのビデオテープにて事の成り行きがわかるのだけども、それにしても因果とはいえ、誘拐犯たちが可哀想だなー。
コメント
これ、自分もめっちゃ楽しめたんですよ。
恐怖映像にハマッたのかも。
ラストのあっさりさは残念でしたが、雰囲気、展開共に悪くないと思いました。
まあこの監督さんの前作が駄作てのが頭にあったので尚更(笑)。
短尺なのがダラダラしないで返ってよかった。
重要な点は全てビデオテープで真相がわかるところと
まさかの展開が多かったので、誘拐犯たちの境遇の貧しさが
逆に可哀そうに思えてくるような作品になってました
また、悪魔憑きという特異な状態をも、
映像で一応それっぽくみせていたし、
トラングールの長い舌(ぎざぎざあり)がまた
気持ち悪くて実にGOOD
この監督さんの前の作品ってなんだったのでしょう?