
【概略】
人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった…。
SF
.5★★★☆☆
70億人が、彼の還りを待っている。
たった一人火星に取り残された主人公が、ギリギリの状況下で生き残っていくSFサバイバル映画です。
苦境の中でも明るさを失わない主人公にマット・デイモン。
置かれている状況は何一つ楽観視できないものなのに、この明るさは前向きな生命力というべきものか。取り残された彼も知恵を絞るのは勿論だけど、色んな頭のいい人や技術を持った人たちが、また知恵を絞って彼の行動を予測し、助けてくれるシーンを絡ませて感動的に仕上げている。
仲間のクルーたちは勿論、彼の命を救うことを考える。長官がNOとしたその選択はNASAには反逆で、仲間たちはそれぞれ軍法会議にかけられるとか、もう二度と宇宙に行けなくなるのだ。それでも、「一生のうち900日も宇宙にいれば、十分だ」と即断する。
火星を植民地にしたり、防水シートをかぶせて宇宙に上昇させる、とか、簡単に描かれているけどそれがどんなことなのか、容易に想像できる。
船長のジェシカ・チャスティンが気風が良くて格好いい。6人全員が帰還出来て本当に良かった。救出作戦で一人でもかけてたら…。
気になるのは中国が他の国よりも全面に出ていること。これも中国資本なのかねえ?
コメント
ジェシカはいいですよねー。
中国活躍は原作からのようです。
原作からですかー
中国企業ならやりかねない、というところだったのかな?
映画だけみたら中国資本か!!と思っちゃうところです
ジェシカ・チャスティンのキャップ、とても良かったです
格好いい女性は、憧れちゃいますね
こういう良質なサバイバルをマッド・デイモンが行ってる傍らで、日本では同じ火星で『テラフォーマーズ』作ってるんだから、もう日本のバカバカ。そんなバカなところが好きだよ。まあ、『オデッセイ』は私、普通だったかな。
私も本作は、まあ普通…でしたかね?
ジェシカチャスティンに+☆半分。
頭のいい科学者が火星で
自分の得意分野で頑張るって話ですから、
とんとん拍子に進んでいくのが、ちょっとうーん。
ほんとに火星でビニール+気圧調整だけで芋が出来るのだろうか…。
面白かったのは、昔の事を思い出して中国の火星探査機を発掘して
交信を試みるとか、そのあたりでした。
あとは無茶ぶりが凄いなと思いつつ、
これ実際に出来る事なのか?と疑問に。
あ、テラフォーマーズ、まだみてない^^^ 家にある~