
【概略】
クリスマスイヴの日、ニックは祖父から相続したままになっていた戸棚から人形と名前が書かれた謎のリストを発見する。人形は常にニックのそばに存在し、周囲の人々が次々と悲惨な最期を遂げていく。
ホラー
.0★★☆☆☆
古びた人形とともに残された謎のメッセージ。所有者となった者の周りの人間は皆、いたぶり殺される運命に…。果たしてこれは最悪のプレゼントなのか?それとも…。
世界的大ヒットシリーズ「チャイルド・プレイ」を彷彿させる阿鼻叫喚の世界!不気味な人形が殺戮の限りを尽くす…って、これがチャッキーの再来とか言わないでほしい。全然違うから。
クリスマスホラーです。「いい子にしないと、お仕置きだよ。」
冒頭爺さんが「悪い子リスト」を作り、子供の口を縫っている…。
全体にちゃっちい演出と映像で、不気味さの欠片すらない。口をぽかんと開けた人形がきもかったくらいですね。それらしい雰囲気をだそうとして完全に失敗してる感じ…音楽も効果的どころか…。雪の映像もおかしいでしょ…。とりあえず撮った季節が冬以外ということはわかった(笑)
ニックが開けた箱の中には人形が一体入っていて、とりあえずそれがオーディン神からの贈り物。そして「悪い子リスト」から1人だけ削除する権限を与えられる。
人形はチャッキーのようなわかりやすいものではなく、地味系で妖精っぽい(不気味なエルフと言われてた)。店から持ってきてないのに、自宅にいた。婚約者ヴィクトリアと主人公のニックは、不気味に思いそれを捨てるんだけど、捨てに行ったヴィクトリアの名前が「悪い子リスト」に載る。
どうやら主人公は過去にクリスマスに家族を絡めた相当嫌なトラウマがあるようだ…けど、途中まではそれが何かよくわからないので、ヴィクトリアがクリスマスイヴに家族と過ごしたいという事で気をつかって家族を集わせたサプライズをしたのを拒否したのも、ちょっとなんかありすぎじゃね?感。
祖父は子供の魂のキーパーと呼ばれていた。そして恐れられていた。言い伝えでは、超自然で悪魔的なものが子供の魂を抜く。多分祖父は、彼らの助手をしていたんだ。とニックが話しても、当然そんなの信じられないヴィクトリア…のはずがなぜか信じちゃうんだよ!!そしてその間にも次々と不気味なエルフ人形に殺されていくヴィクトリアの家族たち。
ニックの両親はニックが殺した事にされ、新聞にもクリスマスの惨劇として載ったらしい。おそらく家族は彼らの仲間(不気味なエルフ人形)に報復されたんだろうね。そして一人生き残ったのがニック。
リストがサンタの悪い子リストだとしたら、標的はこの町のかつての子供たち。祖父は仕事を仕上げなかった。車で来る途中で事故を起こした年配男性もおかしかった。祖父が仕事を終えなかったということは、次はニックの番。そして最後はヴィクトリアの名前。
あれ?と思ったらヴィクトリアもこの町の子孫だったようで、呪いを切り抜けたのはあんたの家族だけじゃない!とニックは反撃される。名前を消せるのは一つだけ。ヴィクトリアが首から出た血をリストにつけると、ニックへと標的が変わる。
その後、ヴィクトリアが友人が迎えに来た車に乗るも、また不気味なエルフ人形がついて回るというラストでした。
人形はぶきもくて良かったですが、たぶん本作で一番気を使ってるのがこの人形の動きなんでしょうねえ。でもチャッキーとは全然違うので!あれはあれ、これはこれでしょう。このジャケット画像のように目がぱっちりしてないのでそこはジャケ詐欺。
ヴィクトリアが簡単にニックの言う事を信じちゃうところからしてアレ?って感じでしたが、なるほど、一応そこでひねりをいれてみたのか…でも全然衝撃度はなかったです^;
ヴィクトリア役の方はどことなくクロエちゃんを薄くした感じの方でしたね。
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