ザ・サークル

maki

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【概略】
世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業・サークル。憧れの企業に採用された新人のメイは、自らの24時間をすべて公開する新サービスのモデルケースに大抜擢されるが…。
サスペンス

.0★★★☆☆
サスペンスと言うか社会ドラマですかねー。
私自身SNSは使っているものの、使いこなせてはいないのが事実で、ガラホで、スマホすら持っていない私は3歳の甥っ子が両親のスマホのロックを外して、自分の好きな動画(新幹線とかプラレールとか、最近はまっているダーク・ソニックとか)を自在に操り見ていることが信じられない!という状況でもある。逆に言うと私のPCは彼からすれば新鮮で、モニターを指で触ったりして私に怒られたりしていたものの、そのスマホの浸透ぶりというか身近なものになっている現実が恐ろしくも感じる。
例えばJRに乗ると、乗客は皆一様にスマホをいじっている。その姿は異様だし、怖いなーと私は思ったりする。
ちょっと違うが、本作では、ヒロインを演じるエマ・ワトソンが、就職したSNS会社のあるプロジェクトのモデルケースとして、超小型カメラを通して自らの24時間をネット上に公開し時の人になるものの…といった物語で、全くプライベートのない監視生活を送ることになるわけだけど、それを肯定していた彼女の目線で語られるも、それがどんなに恐ろしく、ある種のプライベートを守ることが大切なのかが、実際に映画スターでありパパラッチに終日追われる彼女なので、説得力がありました。
本人はいいとしても、友人、家族にはつらいよね…。障害を持つ親のセックス、友達が作った鹿のシャンデリアから「鹿殺し」として炎上したり脅迫までされたりして、ついにはゴシップに群がる心理と匿名的な正義感から、その友人は追われ、命を落とすことになるわけです。
どんなに便利なものでも、依存過ぎるのは問題だよね。
とくに個人情報をネットにあげることの恐ろしさを、今の若い人は知らないのかなと思えてしまう世相なのが、本当に怖い。
ネットの闇というには、掘り下げ方が浅く、全体に軽いのが残念ではありますが、SNSで自ら個人情報を公開する現代社会に対する警鐘としてなら、見やすくわかりやすい映画であると思います。
昨今言われている子供たちが被害にあう裸画像を送れと脅迫される行為だって、そもそもSNSで不特定多数の人と個人情報ありで交流を持つことが問題なわけで…。
年齢だけはいっている「ことな(子供っぽい大人)」な私ですら危機管理どうなってるの?と思わずにいられないけど、その危機管理が出来ないのが子供なわけで。
劇中では、極端な表現がされているものの、それを見て、正気の沙汰だと思えない人と、普通であると感じる人とがいるんだろうなあと思うと、色々考えさせられるところもあったりしましたね。
一企業である「サークル」が、まるで一種の宗教のような描き方をされていたのが、SNS時代の私たちへの警鐘なんでしょうね。だってあれ、何かおかしいでしょう?
交流する(コミュニケーションをとる)ことは良い事。でも、知らない相手からの8000件のメールを相手なんてしてられる?
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Posted bymaki

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  • 24歳の派遣社員メイは、30億人ものユーザーを持つ巨大SNS企業“サークル”の顧客対応係として採用された。 ある事件をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目に留まった彼女は、至る所に設置された超小型カメラを通して自らの24時間をネット上に公開する実験モデルに抜擢される。 瞬く間に一千万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的な存在になるが…。 SFサスペンス。
  • 2018.05.19 (Sat) 07:52 | 象のロケット