updated date : 2018/04/24

レンブラントの夜警

【概略】ll5asnib.jpg

一流の肖像画家として幸せな日々を送っていたレンブラントの下に、ある日アムステルダムの市警団から肖像画製作の依頼が舞い込む。
サスペンス


.0★★★☆☆
レンブラントの有名な群集画「夜警」この裏に秘められた謎を独自解釈で暴いた作品。要約すると殺人事件の陰謀を画の中で告発しているってことなんだけど、そういわれて絵を見ると、なんだか不気味に陰謀めいて見えてくるから不思議(笑)
「筆は画家の武器、何でも出来る」 映画というよりは舞台劇をみているような感じの構成です。実はこの絵画の舞台は夜だと思われていたけど昼だったんですよね、でも絵が実は切断されていたことは知らなかったなあ。がちがちのポーズの肖像画が多い中、「動き出そうとした」姿、光を使った演出(3人の人物が光により浮かび上がる)、なんかが特徴です。
妻サスキアの死後、召使と恋愛関係になり…という実際の要素も入っていますが、ちょっと難しい内容の作品でした。凄くこだわって作られているのがよくわかる。少し引いた場面だと、まるで動いている絵画のような構図が本当に素晴らしく美しいです。光りと影のコントラストが作るくすんだ色合いなんかもまさに絵画の世界だよね。
1_20180424173530e92.jpg
ケンプの孤児院の児童売春と児童虐待、隊長のハッセルブルグの事故とバニング・コックの隊長就任、彼の同性愛の相手だと噂のあるウィレムを副隊長へ指名など、裏に陰謀のにおいをかぎつけたレンブラントは肖像画でそれを告発するんだけど…。最初は会話も難しいしなにがなんだかよくわからないのだけど、何度か登場する少女との会話から次第に人々の後ろの不穏な空気を感じ取らせる要素になっていますね。
「隊長が撃たれました!」あたりから、なかなか面白くなり引き込まれていきましたね。え。信頼できる周囲の人や家族たちとレンブラントは相談してまるで探偵のように推理を働かせ絵の仕様を決めるのがなかなか面白い。だからあれがあそこに描かれているのかとワクドキ。
告発後の展開も描かれています、レンブラントの栄光が傾いていくラストまで。市警団の人間は快く思わず彼の破滅を願うんです。
非常に面白い出来です。ただ、やはり話が難しい。基本的なストーリーを理解していないと、作品だけでは話を追うのが難解かもです。
関連記事
スポンサーサイト


ランキングに参加しております。
ご協力お願いいたします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ B級映画へ
にほんブログ村

コメント数 0

まだコメントはありません。

コメントを書き込む

トラックバック数 0

【このブログについて】【全記事一覧】