
【概略】
医師でシングルファーザーのルイスは、息子と深夜列車で家路についていた。ところが正体不明の男によって列車のブレーキが効かなくなり…。
サスペンス
.0★★★☆☆
如何に暴走列車を止めるのかという王道のエンタメ作品ではなく、イギリス産のひっそりとした低予算B級パニックサスペンス。
列車に閉じ込められたキャラクターたちの人物描写がメインであり、犯人の動機よりも、その暴走する列車自体をパニック=恐怖の対象として主軸をもってきた作品ですね。
車内にいるは主人公ルイスと息子のマックス、美女サラ、反抗的な青年ヤン、初老の銀行家カーマイケル、心臓に病を抱えた老婦人エレインの6人。
古風なBGMが使われていたり、この地味目な感じがイギリスって感じ。あくまでエンタメではなく、起こりうる危機でもあるというのが良かったです。隣の人が無害だとは限らないのですから…。
緊急ブレーキを引いても列車は止まらず運転士と車掌は殺されていた。色々な策を講じるも列車はとまらないが、連結器あたりを爆破させることで連結器をはずせるようになる。しかし…。
結局、犯人の目的などはわからないままですが、協力した乗客たちで生き残ったものの表情が明るいのが救われた。しかしルイスはよく生きてたなー。手に重油で飛び込みましたからね。
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