
【概略】
心理分析官・トニーと警部・キャロルは、テロ専門の捜査機関・MI5の妨害を受けながら、病院で起こった連続猟奇殺人事件の謎に挑む。
サスペンス
.0★★☆☆☆
「ワイヤー・イン・ザ・ブラッド」シリーズ、セカンドシーズン最終章です。
かなり二転三転するストーリーでしたね。MI5の妨害を受けつつ、大学側のポストの問題も起こり、警察内部の昇進競争なんかも。まあ、トニーは相変わらず…です。
ICUにはいって命をとりとめた被害者が人的に殺されたというもの。メインはこちらの病院での殺人のほうです。調べるうちにその病院では、過去に亡くなった他の患者も「血管に空気をいれられて」亡くなっていた事が判明する。
そもそもあんな危ない状態の中で(上司ですが)入院するということがどれだけ危ないか…。犯人は後半までまったくわからなかったけど、判明してみれば序盤のトニーの推理はあたっていたよね。
ラストで傷を負ったトニーが、反対の手にも移った血を両手をひろげてみていたけど、あれは直前の会話の「癒したかったんだ」をあわせると、イエスを現しているんでしょうね。
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