
【概略】
忍は脅威と危険視した幕府が忍者禁止令を発布し、忍は存在しないと思われていた時代。長野藩の救済を乞うために江戸に向かう幸姫たち一行。その中に忍であることを伏せて仕える伝蔵の姿があった。
アクション
.0★★★☆☆
水のもののけなのに、格好の場所である湖の上で襲ってこないとか不可思議な演出がありましたしツッコミどころは満載なのですが、「忍」である事を隠している伝蔵と、幸姫との間の、守るもの守られるものの間に芽生える儚い恋心と、この設定と雰囲気を楽しむ映画かなと。
姫が小柄なので、歩くようになってから着物を着せられてる感があって可愛い感じ。ディーン・フジオカさんのアクションはそこそこ見ごたえがあって、画面が暗いのが難ですが狭所でのアクションなので迫力があるようにみえたりしました。
忍禁止令のせいで忍びである伝蔵の言う事は誰も聞かない。が、彼は殿に匿われていた忍びなので実は忠誠心は誰よりも厚いのである。武家にうまれたものの役目とは何か。姫がそう問えば「覚悟だ」と伝蔵は言う。
これはディーン・フジオカさんのPVっぽいけどそこそこ雰囲気よく出来た時代劇でした。
「覚悟とは、暗闇の中に光を見いだす事だ」
殿が亡くなったため姫は急いで江戸へ行き老中の側室にならなければならない。そうすることでしか藩は救えなかった。
肝心のところで伝蔵役に立たないw でも「これからもわたくしをまもってくれますか」のあと姿を消した伝蔵と、笛…。この笛があれば、また会える。守り笛的な?そういう気もちがあったのでしょうか。
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