
【概略】
恐るべき敵ネクロモンガー艦隊により、次から次へと侵略されていく惑星。その戦いに宇宙のお尋ね者リディックは巻き込まれていく。やがて戦いは全宇宙の命運を分ける、とてつもない聖戦へと発展していくのだが…。
SFアクション
.0★★★☆☆
ヴィン・ディーゼル主演。「ピッチ・ブラック」でなんていいやつと思わせられた凶悪犯リディックが主人公となった本作。「ピッチ・ブラック」に出演したヴィン・ディーゼルがその後別作品で予想外に大ブレイク(トリプルXかな?)したので本作が作られたらしい。
もう数年前に昔の仕事の先輩が「面白かった~!」って言っていたのを覚えてます。そのときは、なんか宇宙ものだし、わけわからんし、ヴィン・ディーゼルあんま好きじゃないし(これが本命か?笑)でスルーしてたのですが…。
SFでマッチョはげが敵ボスをタコ殴りにして新しいボスになるというだけのちんけな作品でもあり、興味ない方はスルーでもよいかと。ただSFなんだけど中世ゴシック感覚という「えっ?」と思う設定が、なかなか良い。
パッと見は娯楽大作の派手さはあるものの、銀河最強とか風呂敷を広げたはいいけれど、たたみ方がわからないといった感じにも思えるわかりづらい演出。スケールは大きいようで小さい。正直誉めた側からけなすような、何をどうしていいのかわからなくなる映画だった。
でも、ジャック(キーラ)を助けたあと、リディックの体から凄い湯気があがるのがかっこよく見えたっすねー。700度とかになるんでしょ。
最後は動きを予測した一撃でリディックが勝ち、ネクロモンガーたちを統率することになるという運命。でも、あのヴァーコとかすぐ裏切りそうな^;そもそも彼もボスを倒そうとしてたわけだし。
全体的に見るとやっぱり大味なんですけど(宇宙人みんな人型とか)、なんか可愛く思える感じの作品。
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