ファンタジー・アドベンチャー

小さなバイキング ビッケ

小さなバイキング ビッケ

【概略】
今から千年ほど昔、北の国に住むバイキングたちは悪いバイキングに村を襲われ子供たちが誘拐されてしまう。ひとり助かったビッケは、大人たちが乗る海賊船に乗り込み…。
ファンタジー



.5★★★☆☆
70年代、日本で制作されたアニメ「小さなバイキング ビッケ」。それの実写作品ですね。なぜ今頃…という気もしないでもないですが、再現率が素晴らしいです。とはいっても私もまだ生まれていないのでアニメを見ていたわけではありませんので、深くは詳しくありません。

バイキングの族長ハルバルの一人息子ビッケは外見は女の子のようだけれど知恵者で、どんな困難も知恵と工夫を使って切り抜けていく、といった話。



主だった登場人物であるチッチ、ハルバル、ウローブじいさん、ファクセ、スノーレ、チューレ、ゴルムなどのバイキング仲間たちもちゃんといて、わかってる作りには好感がもてる。なにせ、何か閃いた時に星がでてくるところまで一緒なのだ!

族長のお父さんハルバルがまさにバイキング然としていて素敵だったなあ。

二日酔いのところを悪いバイキングに子供たちが攫われてしまい、お父さんの船に密航するビッケ。そのビッケの知恵で苦難を乗り越えていく。

幽霊船(実は中国雑技団船)に遭遇してもなんだかのんびりなところが笑える。水の中で普通に会話してるとことか(笑)ついにはイルカジェットスキーでビッケは悪いバイキングいじわるスベンから逃げ出します。



それにしてもファクセの馬鹿力は凄いですねー。敵が4日かけて島を周る所を島の上を通る事で2日短縮に成功。ラストは土の上を走る船ってところが可笑しい。風に乗り皮袋で空飛ぶバイキング船の痛快なこと!

凄いアクションとか衝撃とかはないのですが、これは普通に私は楽しめたな~。「お前は立派なバイキングだ。うちに帰ろう!」で締めくくる、あったかな作品でした。

 

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( 最終更新日: 2018/03/14 Wed )
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