
【概略】
愛した女性を失い復讐の念に駆られたボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを尋問。彼は背後に巨大な犯罪組織の存在を察知するが…。
アクション
.0★★★☆☆
いつも涼しい顔でスマートなボンドとは程遠い、タフで頑健なクレイグ・ボンドの第2弾。シリーズとしては22作目なんですね。相変わらずセンスのあるOP映像…だけどいまいち。多分曲のせいかな。渋&セクシーとちょっと臭い熱い要素がないため、いまいちのりきれなかった。
愛した女を殺されて颯爽とした雰囲気がないため非常に泥臭く人間臭いボンド(Mの化粧シーンもあります)。私怨プンプンの冒頭からカーアクションやガンアクションその他激しいアクションの数々を色々みせてくれますね!最初もラストもそうですが、ガラスが割れるアクションが多い気がします。
前作の正当な続編になるのですが、マチュー・アマルリックさん演じるグリーンや将軍なんかの巨大な悪の影があまり感じられないんだよねえ…。
今作ではボンドに直接関わるというよりは同じく復讐を目的とするオルガ・キュリレンコさん演じるカミーユとの共闘…というか。恋愛には勿論発展しないんだけど、カミーユはどちらかといえば今までのボンドガールよりも健康的で若すぎる感じがする。個人的には、カミーユよりもジェマ・アタートンさん演じる迎えの女性フィールズのほうが好きかも(かつらシーンがあるからじゃないよ!)。
しかし傷だらけのクレイグさんのボンドは格好いいな~。
ヴェスパーのこともそうだけど、コリーヌという諜報部員の彼女も結局あいつにだまされていたわけで、でも情報の漏洩をどうやって、という所までは描写されてませんでしたね。そこまでスゴイ男にはみえなかったけど。
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