アクション・SF・歴史・パニック

新少林寺/SHAOLIN

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【概略】
1912年の中国。登封城の将軍、霍龍(かく・りゅう)を追って、馬に乗った軍人たちが少林寺に土足で踏み込んでくる。無慈悲な将軍侯杰(こう・けつ)は霍龍を撃ち殺し、少林寺を愚弄する。そんな侯杰だったが、腹心の部下である曹蛮(そう・ばん)の裏切りで最愛の一人娘が命を落とすことに。悲しみに暮れる侯杰を救ったのは、少林寺の厨房係である悟道(ごどう)だった。全てを失いお尋ね者となった侯杰は、一からやり直すために悟道の目の前で髪を切り、出家することを決意する。
アクション


.5★★★☆☆
「少林寺」シリーズをみてないので比べられませんが、なにやら少林寺の僧たちの凄さは伝わってきました。
ただしアンディ・ラウさんが主演じゃなきゃ観てなかっただろうな~^;ジャッキー・チェン共演。これもレンタルはツタヤ限定。
権力を握っていた主人公が、幼い娘を殺され追われる羽目になって改めて過去の暴虐行為を悔い、出家して弱者のために立ち上がるというアジアらしいシンプルなストーリーのアクションものでした。
少林寺拳法自体にはあまり重きをおかれていなくて、どちらかといえば人間ドラマ重視になっていたのも観やすかったと思います。単純に、小坊主たちや少林寺の面々がかっこよかった!
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終盤の「少林寺崩壊」の攻防戦はスペクタクル要素もあり、砲弾の飛び交う中戦う僧達の姿を映し出す事によって、クライマックスに相応しい画になっていたと思う。ただもうちょっとカンフーアクションが見たかったよねと感じる部分はあった。
それと、無常観が漂いますよね。果たしてこれが仏の教えにかなっていたものなのか、どうか。最後まで改心を求める心は間違っていないと思いますが…仏の掌の中で果てる主人公はラストで仏に救われたのでしょうね。
それにしても、非情なる行いが印象的です。この辺もアジアらしいといえばらしい演出ですよね、極端なんだよね^;でも見ごたえがあるエンタメ作品になっていて中々面白かったです。
ジャッキーの飄々とした風采と行動が一種の清涼剤になっていました。
気になるのは一人娘の名前が漢字で勝男だってところかな(笑)。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/04/05 Thu )
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