ファンタジー・アドベンチャー

フィービー・イン・ワンダーランド

フィービー・イン・ワンダーランド

【概略】
9歳のフィービーは、次第に奇妙な行動をとるようになる。ある日「不思議の国のアリス」の主役に抜擢された彼女は、現実と空想の世界の区別がつかなくなり…。
ファンタジー



.0★★☆☆☆
エル・ファニングちゃん主演。

個性的で作家の両親を喜び驚かせていたフィービー、しかし9歳になると奇妙な行動をとるようになり、学校になじめなくなってきていた。そんなある日、校内の演劇会で「不思議の国のアリス」のアリス役に抜擢され、次第に現実と空想の世界の区別がつかなくなっていく。

アイテムの数々はとても可愛らしいし雰囲気が良いのだけれど、主人公のフィービーが強迫性神経障害に近いのが気になる。

フィービーは見事望んでいたアリス役を勝ち取ることになるんだけど、クラスメイトに唾を吐いてしまって問題になったり、もっと幻想の世界を見てしまって、ある日学校の劇場天井裏から妄想を見ながら飛び降りてしまう。

もっとファンタジックな物語かと思っていたのですが、その心の中を空想の世界が蝕み、日常生活までおかしくなり苦しむ様と、それにどう対処していいかわからず苦悩する母親の姿まで見せていくというドラマ色が強く感じられる作品でした。

唾を吐く、言動を繰り返す、自傷行為、一定の物事に執着するなどして強迫性神経障害のようにみえた彼女。ジル・ド・ラ・トゥレット症候群。フィービーが患っていた病気です。

 

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( 最終更新日: 2018/03/14 Wed )
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