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ライチ☆光クラブ

2018/02/04  16:20
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ライチ光クラブ

【概略】
煙と油にまみれた蛍光町の廃工場。そこには大人になることを拒絶する9人の少年が結成した秘密基地、光クラブがあった。醜い大人に抵抗すべく集まった彼らの世界は、最強の力と永遠の美を手にしたことをきっかけに狂いが生じ…。
ファンタジー



.5★★☆☆☆
原作は知りません。

光クラブのリーダーであるタミヤ、実質支配者のゼラ、ゼラを偏愛するジャイボと絶対的な忠誠を誓うニコなど、それぞれの愛憎が渦巻く美少年愛と、楳図かずお漫画的な姿の人工機械ライチ、大人を排除するという厨二病的世界観。この少年愛世界の中に、美少女(中条あやみ)が入り込み、波乱が。

下品なエロ・グロ、厨二病的世界観が好きな人にはよいのかもですが、どこか昔の某小説家を思わせられるキーワードばかりで、独特の世界観にいまひとつついていけなかった。戦後間もない時期のイメージがつきまとう。不思議だ。学生服のせいか?

個人的にはゼラとニコが画にぴたりとはまっていて、あとは烏合の衆という感じが。人間の内臓が醜いのかどうかだとか、全体的な退廃臭は全てが中途半端でぬるま湯。やるならとことんやって欲しかった。元は1985年の舞台なんだそうですね。ライチをやったのが帝都物語で加藤を演じた嶋田久作さん。ここだけで、おおー!見たい!と思わせられる(笑)

自分たちの価値観で世界に君臨しようと目論むのだが、結局何も行動しない。大人を排除する希望を抱いていたものの自分たちの中の「大人」ですべてが瓦解という「で、だからどうなの」的な作品でもある。

某小説家が三島だろうとはすぐ気付くとは思いますが、それにしたってなんかなあ…小説風ではあるものの、なんか中途半端。何が足りない?

一つ 美は願望ではない 美とは真理である
一つ 我が世界において不幸は存在しない 誤りや欠落があるだけだ
一つ 光クラブで争いが生じた時は メカニズムの解消につとめよ
一つ どんな知恵もすべて冷たい だから知恵を信じよ
一つ 感覚に働きかけないもの 「数字」はもっとも純粋なものである
一つ 体の成長は罪ではない 大人になるまで生きることが罪なのだ
一つ 永遠は存在しない 光クラブも例外ではない しかし唯一の光である
一つ 愛という言葉を使用すべきではない 友情もこれに同じである
一つ 己をチェスの駒に見立てよ それに反して動くことはルールに反する
一つ 我は光クラブの一員である この福音を毎日唱えよ 言葉は行為である

もともと最初に作った(創設者メンバー)光クラブとは、いまはもう様相が変わってしまっているのである。タミヤはそれに疑問を抱いているまっとうな青年。いっぽう美少女カノンは、ライチと交流し、殺人マシーンであるライチの感情を根本から変えてしまう。

裏切り者は誰か。誰なのか。タミヤは、ゼラは、そしてカノンは…。美少年愛的作品なので、本当の裏切り者は誰かはけっこうすぐにわかるかも。愛が全てを壊すのです。

 

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