
【概略】
今回のテーマは「ユダの聖杯」。何でも黄金に変えてしまう魔法の石を手に入れろという任務を達成し、ようやく短い休暇を与えられた主人公だったが、その旅先で、不思議な魔力を持つ聖杯をめぐる争いに巻き込まれ、またしても波乱の大冒険が始まってしまう…。
アドベンチャー
.0★★☆☆☆
新作が出ててビックリ~。冒険司書のTVシリーズの第3弾です、ノア・ワイリーさん主演。
相変わらず図書館の中は素敵です!なにがあるのかと気になっちゃうよね(ノアの方舟も置いてあるよ!!)。B級アドベンチャーTVMなので必要最低限のCGや、どことなくアレな部分もあるんだけど、でも今回は前よりも出来も良く面白いです。エクスカリバー(剣)も相変わらず人懐こい(笑)
フリンもかなり成長しましたよねー知識も豊か、余裕さえある感じ。ただ、賢者の石をゲットしたフリンは彼女にふられて、ママの誕生日もバレンタインデーも同窓会もいけずに自分の人生を台無しにしているとぶち切れちゃったんですね(笑)そこでジャドソンたちは彼に休暇を与えることに(当然仕組まれた休暇なんだけど)。
さてどうやら今回はドラクル(ドラキュラ)の復活を目指すロシアの人々が敵かな(元KGBだ)カルパティア山脈で見つかったドラクルの遺体、それにユダの聖杯が必要なんですね。
一方夢の中で助けをもとめられたフリンはニューオーリンズへ行き聖杯への手掛かりを守る美女と出会う。古い修道院の祭壇構造を使った逃亡(特定の位置で発声すると音が響くという)なんか良かったです。気さくなタクシードライバー・アンドレとそのいとこ達もついぞ巻き込んで、吸血鬼と聖杯をめぐるロシアの元KGBたちと争うことになるんですね。
ってか実は美女シモーヌ自身が吸血鬼(403歳)、まあ夢の中で助けを呼んだとか、なんかヘンな能力とかありましたもんね。そこで聞かされる伝説の司書の騎士ヤフダは(図書館をたてた偉大な人物で遺物を守っている)、やはりジャドソンなんじゃないかなー。
まあ、実は著名な学者先生(ロシア側に捕まり協力させられてた)がシモーヌを殺した吸血鬼ブラドだったってオチです。愛した女性との別離はやはり今回もだけど、夢は続くよ図書館へってことでラストはうまくまとまっていましたね。
「ヤフダ!」「や、ヤフーがどうした?」は笑っちゃったな。うまくジャドソンはごまかしてたけど、まあ謎の男でいいかもね。


コメント