アクション・SF・歴史・パニック

ゴッド・ブレス・アメリカ

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【概略】
人生に疲れ自暴自棄となった中年男フランクは拳銃自殺寸前、テレビで流れていたリアリティ番組のワガママ・セレブ“クロエ”の言動に異常な苛立ちを覚え、死を思いとどまる。翌日、クロエの通う高校に向かったフランクは彼女を射殺。その現場を目撃した女子高生ロキシーはやがて彼と行動をともにする…。
アクション


.0★★★☆☆
世の中バカだらけ、みんなまとめてブチ殺せ!
中年のフランクは、家族とと別居中で会社もクビになってしまい、さらに脳腫瘍で余命わずかと医者から宣告されてしまう。ある日、テレビのリアリティ番組のセレブでおバカな女子高生のワガママ放題ぶりについにブチ切れ、彼女を射殺。それを見ていた女子高生ロキシーは、もっとフランクをたきつける。かくして、中年男と女子高生の「ムカつくから殺す」旅がはじまった。バイオレンス・ロードムービーです。
ある意味、ホラー映画なんかよりもリアルで怖いかも。個人の感情的な価値観で殺人が容認されてしまう。誰でも一度は誰かを殺したいとかぶっ飛ばしてやりたいって思ったことはあるはず。それを真面目に実行しちゃったのがこの映画です。
冒頭で「お願い(たすけて)子供がいるの!」で赤ん坊にむかって銃バン、血だらけの母親…妄想ですが、気持ちはわかる。ただ、共感は出来ても爽快感があまりない。
「スーパー!」に近いんですが、それよりもやっかいなのはリアルにこんな人もいそうってこと。不快に思う人もいると思うと微妙な気持ちになる作品ですが、映画館のシーンは仕方ないかなとも(笑)ロキシーが可愛かったです。
真面目にコミカルな作風はちょっと面白かったですが、無差別殺人を容認してるみたいでやっぱり微妙な気持ちかなあ。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/03/25 Sun )
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