updated date : 2018/03/24

獄門島(1977)

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【概略】
本鬼頭と分鬼頭が対立する獄門島へ来た、金田一耕助が、連続殺人事件にまきこまれる姿を描いた作品。
サスペンス


.0★★★★☆
原作とは犯人など一部違います。
三百年を通じて流刑の地とされてきた、海賊の棲家であった獄門島。俳句になぞらえた見立て殺人と、犯罪を操る黒幕の存在が不気味に迫ります。
司葉子、大原麗子、草笛光子、太地喜和子、女優陣の豪華さにはびっくり(浅野ゆう子がおきゃんな3姉妹の一人を演じている)。大原麗子、司葉子の美しさは桁違いで、そしてそれよりも和尚役の佐分利信がえらく渋くて印象に残る。お七役の坂口良子さんもかーわいい。
原作では、岡本県警の磯川警部ですが、なぜか等々力さんが(初対面?)。
しかし展開が早いなあ。無残な姉妹の死体は不気味です。「きちがいじゃが仕方ない」気違い→季違い。
俳句は3つ。「鶯の身をさかさまに初音かな」「無残やな兜の下のきりぎりす」「一つ家に遊女も寝たり萩の月」
一と早苗の父母の話が後半に挿入されてそれが犯行の起因にもなっているのですが、和尚が闇の中死体を背負っていたというのも、大胆すぎてびっくりするところです。和尚が事件を話している一方、違う場所では母と子の対面がなされていた。
人の執念のあさましさや執念。復員詐欺のせいで条件が揃ったと思わせられた和尚の自慰の楼閣が崩れ去った瞬間の悔しさといったらもう、ねえ。
原作とは違いますが、映画としてはなかなか面白い作品でした。しかしあの獄門島として紹介されていた小島はどこの島なんでしょうね。
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