
【概略】
ドライブ旅行の途中で道に迷った家族はあるカルト教団が集まるロッジに辿り着くが、その教団は一夫多妻を信仰しており、教祖は迷い込んだ妻と娘を新たな花嫁に迎えようとする…。
ホラー
.0★☆☆☆☆
全世界で400万人が観たと言われているカルトホラー。わっはは、自ら「超カルト映画」と題うってるとおり、かなりのZ級映画でした!ゴミです。
道に迷い、ある家に辿り着いた一家族が体験する恐怖。主人の留守を守るというトーゴに頼み、翌朝までと部屋を借りる事にしたマイクら。だが、その家には“マノス”という邪神を信仰し、永遠の命を授かった男が住んでいたのだった。というお話。一応はね。
でもねこれ何を見せたいのか、どうしてこうなるのか不思議としか言いようが無い、凄い映画でした(笑)。

世の中にはZ級というゴミみたいな映画ってのが本当にありまして…ええ、時間の無駄!超つまんねえ!なんですが、そこがむしろ笑いにつながるというかね、不思議な作品群なんですよ。これもその一つ。
ちなみに「Manos」とは、スペイン語で「手」って言う意味なんですが、Manos=魔の巣とか、この邦題誰つけたのよ、ある意味でその勇気を賞賛するわ(笑)投げやりすぎ。
ちなみに奥さんは美人さんでそこだけびっくりする。冒頭で「俺は道に迷った事がないんだ」といいながらしっかと迷ってやがる夫が監督らしいですよ。

奥さんが出てるシーンはメロゥなラブシーンみたいな曲がかかるし。
POPなBGMの中、口論の末取っ組み合う女性たち(これがまた超!緊迫感の無い殴り合いで、実際こんなクソ映画でケガでもしたらアホらしいとでも言うような、遠慮しまくりの叩きあい)。
マントが手の形(笑)
トーゴを殺せとかいうから何するのかと思ったら二人の美女?が軽く叩いたり軽くひっぱったりしてるだけとか。
1秒でもいたくないと言っておきながら、もう走れないわ戻りましょうと、転げまくる奥さん、同じ場所をぐるぐる…なんて緊張感のない逃避行、自分で逃げ出したのに「戻るしかないわ」という結論(笑)。
シーンの繋がりが微妙に雑すぎて、隣の部屋にいったはずの子供が外にいたりとか、シーンごとに奥さんのが帽子が取れてるとか(撮った順が…)、そんな。
要は屋敷が旅行者ホイホイになっていて、女は嫁に、男は召使いにするようだ。で、どうなの。で、話は終わる(笑)それよりも本筋に全く関係がない車でいちゃつくカップルをパトカーが注意するという、シークエンスが2度も出てきて、これ伏線なのかなと混乱を招いてくれる。伏線なんてこの映画にないですから!
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