
【概略】
看護婦の裕子は、芙季絵という少女の担当を任されてから奇妙な体験に襲われる。裕子の隣人は黒い少女によって捉えられ、芙季絵の父は殺人を犯す。霊力を持つ真理子が除霊を試みるが…。
ホラー
.0★☆☆☆☆
怨みつづけて、10周年。オムニバス形式で全て繋がっています。少しでも関わったばかりに無関係な人物が呪い殺されていくというのはシリーズのお約束ではありますが、これは伽椰子さんあんまり関係ないねえ。「生まれてこれなかったもの」の思いが螺旋のように呪いと化して広がった感じです。
子役の演技は秀逸なのですが、あまり怖くないのはどうしてなのかなあ。壁ドンドンが「呪怨 2」の二番煎じだからかなあ(しかも劣化してるし)。
突然倒れた芙季絵の体内に「嚢腫」が発見され、生まれてくる事の出来なかった者の怨みが少女を蝕む。実は双子だったのだが体の一部になってしまい、それが養分を受けて育ってきたという展開です。
芙季絵の母は霊力を持つ妹の真理子にすがるのですが、腹部のVFXが気持ち悪くてなかなかいい感じではありました。しかし除霊の相手を間違えたというのは苦笑しか出ない。そして冒頭の一家惨殺事件へと繋がるんですね。


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