
【概略】
小児精神科医マルコム・クロウは、診ていた患者から撃たれてリハビリ生活を送ることに。そして復帰した彼が最初に診ることになった患者は、8歳のコール少年。彼には「第6感」、つまり死者を見る能力があった。
ホラー
.0★★★★☆
初めてみた時は…衝撃の真実にまるっときれいに騙されちゃいました。「ええッ(゚ロ゚;)」と思ってこれは面白いと唸ったものでした。でも種明かしされてみれば納得だったんですよね。会話が会話になっていなかったし…とか、後から思えばたくさん伏線があったんです。
それと当時はミーシャ・バートンさんを知らなかったので、だいぶあとになってから、幽霊の少女が彼女だと知ったんですよね。
超自然的能力を持った少年が、死者と接していく過程で精神科医によって癒され、そしてラストで待ち受ける衝撃の真実すら癒しであったというのは、二重・三重の驚きでした。
全体に漂うひんやりした空気感や、ホラーといえども恐怖を前面に出したものではなく、感動ホラーであるところも良いところだと思います。
シャマラン監督を世に知らしめた傑作ですが、オチだけなら他にも似たような作品はありますが、ミスリードがとにかく上手い演出でしたよねえ。
また、あの少女キラの母親の憎たらしさといったらなかったです。
ラストで母親がコールの事を信じてくれるくだりも感動的でした。私ここでいつも泣く。
感動的で爽やかな余韻を残す傑作ホラーです。
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