
【概略】
アメリカ先住民の遺跡があると言われる屋敷を訪れた、大学生のネイサンと同級生たち。その屋敷には恐るべき秘密があり、学生たちはひとりまたひとりと姿を消していく。
ホラー
.0★★★☆☆
クリスチャン・スレイター、スティーヴン・ドーフさんらが出てます。
埋葬地で儀式を再現しようと、大学生のネイサンは教授や同級生を連れてアメリカ先住民のチュマシュ族の遺跡が眠ると言われる親戚の家を訪れた。バカンス気分の学生たちは盛り上がるんですが、そこには独自にチュマシュ族に傾倒しているネイサンの兄ベニーも暮らしていて…。
襲う側も襲われる側も、先住民が儀式に使用していた朝鮮アサガオでトリップしてるのが面白い点かなとは思いますが、幻覚見放題のドタバタといってしまえばそれまで。
クリスチャン・スレイターさんはぶっ飛んでる。飲酒運転の交通事故で妻子を失ったという過去があり、常にショットガンを持ち歩いててヤク中、腕に付けたサル人形と話したりしてるんですがこれは幻覚で、実際には人形は存在しない。主人公の兄貴のほうも、いもしない婚約者が逃げたと信じ込んでいて、女性を拉致監禁繰り返します。スティーブン・ドーフさんは引率の教授を演じてましたが教え子と関係持ってるし、そんなに真面目な人間でもない…というか扱われ方が適当。
大学生側も複雑な人間関係があり、で、ふとした事がきっかけで人が死ぬんだけども(最初は事故死というのが意外)大学生と教授は気づかない。前述した兄貴とヤク中の二人が行動する、両者とも別の理由でヒロインに執着するんですね。花嫁にするためと復讐するため。
兄貴とヤク中と主人公が殺しあいつーかドタバタするという流れ。はっきりいって面白い作品ではないんですが、クリスチャン・スレイターさんの怪演が光る作品でありました。
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