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ヘンゼルとグレーテル

2018/01/12  22:02
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【概略】
山道を運転中に事故に遭い、車を捨てて森をさ迷うウンス。やがてひとりの少女に遭遇したウンスは、導かれるように森を進んでいくが…。
ホラー



.0★★★★★
韓国の容赦ない側面がまたも鮮烈に子役たちを飲み込んでいる。子役が凄い!

ストーリーはミステリー仕立てで進んでいくのですが、話の筋そのものもそうですが、終盤の真相が訪れるまでどこかアンバランスな部分(計算ずく)がずっと続くのがどこか後味の悪さというか気味の悪さを抱かせられる。全体としてはダークなおとぎ話感満載でしたが、最後はしんみりとした着地をみせます。

児童虐待などの社会問題そして土着的ホラー演出、お洒落な館とおもちゃの無邪気な明るさとそこで暮らす人々の真っ黒な心の闇とが、不自然な異常性が観るものをじわじわと追い詰めていく。



一家に助けてもらった次の朝、森へ出るがすぐ暗くなりまた道に迷って館へたどり着いてしまう。次の日には子供たちに道案内を頼むことにするが、なんと両親がいなくなってしまう。それから何度もこの家と森から出ようと試みるが、失敗。

最初は天使のような子供たちと思っていたのが不気味に思えてくるウンス。屋根裏の謎の女性は、母親だった。「私は母親じゃないわ。道の真ん中で車が故障してジョンスンと出会っただけ」。どうやっても外には出られない。子供たちが「願った」だけで、人間が陶器の人形のように一気に腐リ壊れる。

最後の日、ウンスは自分の物語をおとぎ話のようにして聞かせる。そう、ウンスも一度は孤児院に送られた子供だったのだ。おとぎ話の中の「妖精」たちは、「王子」を返そうとはしない。

引き止められる、脅される、そして…。

過去にここで子どもたちが受けた仕打ちは、あまりにもむごい。虐待された子は自分が悪いと思い込み「いい子」を装う。サンタは子供の願いことを叶えてくれるから…。終盤は可哀想でもうみてられなくてね(涙)

「想像すれば…心から願えば、願いは叶う―」あの子達はずっとあそこでさまよい続けるのだろうか。恐ろしくも悲しい作品だった。
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