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フッテージ

2018/01/13  13:02
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【概略】
ノンフィクション作家のエリソンは、一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、事件現場となったその家に、妻と2人の子供を連れて引越してきた。そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。それら「フッテージ」には、その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が写されていた。一体誰が、何のために?それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、血しぶきで描かれた記号の意味は? 事件の謎にとりつかれたエリソンの前に、半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現わす―。
ホラー

.0★★★★★
イーサン・ホークは作家と言うのが似合う。「イリュージョン」でもそうでしたよね。まあ本作中身より一番怖いのは息子のバアー発作でしたけどね。

スランプ気味の主人公は家族に内緒で一家惨殺があり末娘だけが行方不明になった家に引っ越してきます。ある日屋根裏部屋で見つけた古い箱。中には古びたフッテージ(8mmフィルム)が何本かあって、写っていたのはかつてこの家に住んで居た家族の記録など。何気なくそれらを見ていたエリソンはやがてそのフィルムに焼きつけられていた恐るべき秘密に気が付いてしまう…。

ホラー!というより、雰囲気重視の作品かと思います。勿論、惨たらしい映像もあるのですが、じわじわ真綿で締められるような重苦しい雰囲気が非常にいい感じです。フィルム自体はスナッフフィルムといっていいでしょうね、色んな殺しのシーンが映されています。それぞれ、プールパーティ('66)、バーベキュー('79)、芝刈り('86)おやすみの時間('98)家族いっしょに('11)といったタイトルはごく普通ですが中身はそれぞれ殺しのフィルムで、エリソンは夜な夜な何度もフィルムを見る事に。その中に決まって死神風の仮面の男が出てくることに気づく。エリソンが映像をみながらため息とともに目をつい逸らしてしまいたい欲望にかられながらもヒエーと慄きつつ映像を見ている様子はなかなか良い。

しかしそうしてるうち、家の中に怪奇現象が出てくる。

5つの家族の事件は時代も場所もバラバラですが共通点があった。いずれも家族が惨殺され子供だけが行方不明になっていたのだ。裏庭で首吊りした家族はセントルイスに住んでいた。セントルイスの家では、その昔別の家族が死んだ過去があった。その別の家族は昔違う場所に住んでいた。その違う場所の家ではそのまた昔別の家族が死んだ過去があった…。

オカルトに詳しい専門家にフィルムに映っていたシンボル図形の意味を尋ねると、バビロニア時代から伝わる邪教の神ブグールの印であり、それは子供の魂を喰うものだという。古代の人々は、ブグールはイメージの中に宿り呪いを及ぼすと信じた。そのため絵のような記録はほとんど残されていなかった(しかしフィルムとして残っていたんですね)。

フィルムはブグールが残した罠だったのだ。それを見た者は怪奇現象に襲われ、それが嫌だと別の家に引っ越す。そしてその先で実の子供に惨殺される。そしてその子供が行方不明になる。殺人フィルムが残り、次の犠牲者を待つ、といった流れ。

しかしそれを知ったときにはエリソンはもう元の家に引っ越してしまっていた。当然、6番目の犠牲になり…といったラスト。末娘もブグールにさらわれて、一家惨殺フィルムに新しい1本「お絵描き('12)」が加わって、映画は終わっています。

目新しい試みはないものの、この邪神の呪いの顛末は好き系の話(邪神そのものがでてきちゃうと微妙だけど)でした。
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