メニューを開く 項目を開く 記事投稿時刻 コメント トラックバック カテゴリー ブログテーマ タグ URLリンク コメントの編集 コメントに返信する

ウィッカーマン(1973)

2018/01/18  18:36
0
0
n_615unrd31943rpl.jpg
【概略】
行方不明の少女を探す為に孤島を訪れた警察官だが、人々は少女の存在を否定し続ける。やがて奇妙な島の風習と古代宗教に行き当たった彼だが、そこから本当の恐怖がはじまる…。
ホラー



.0★★★★☆
カルト映画ですねぇ。ニコラス・ケイジ主演でリメイク版「ウィッカーマン」もでてます。しかし、こちらのほうがはるかに凄かった…。

ヘイ~ホ~♪ 閉鎖的な島の宗教観なんだろうか、妙な民謡的ミュージカル仕立てでまず引く。∑(´□`;)  けどこれが次第に慣れてきてしまうのが不思議(笑)結構耳に心地よいです。

少女を探すために訪れた主人公の警察官ハウイーだけれど、その少女の存在を否定し続ける島民たち。最初の日の夜、道端で島民たちがまぐわいまくってる姿を見たハウイーは神へ誓った貞節の祈りを思い出す。ヘイ~ホ~♪とパブの娘に誘惑されるも、そこは我慢!

この島はみなどこかおかしい。墓石に刻まれた文章、へその緒、飾ってあるモノ。焚き火を飛び越え歌い踊り周る全裸の乙女たち。

ちなみにサマーアイル卿は若いクリストファー・リーさんでした。やがて豊作を祭るメイデー祭が始まり、動物の首というペルソナを被った島民たちの姿で、また異様さが際立っていく。サマーアイル島の島民たちに翻弄され続けた彼の運命はあまりにも残酷なもの。それもこれも、この島の宗教のせいなんだよねえ。性を神聖化しているこの宗教はハウイーがいうところの「猥褻行為だらけ」(笑)。

「ウィッカーマン」とはドルイド教の巨大な人型の檻のことで、この中に神に捧げるものをいれ焼きつくす儀式をするのです。その巨大なウィッカーマンの周りを歌い踊りながら歓喜にまみれる島民たち。凄く異様な風景!

少女を今年の豊作祭のいけにえにするつもりだと確信したハウイーは扮装して紛れ込むのだけれど、島民達の狙いは本当は…。敬虔なクリスチャンであるハウイーは、ウィッカーマンの中で叫ぶ「ジーザス!」救いの手は現れない。理解できない閉鎖社会の中で孤立する恐ろしさと、不思議な寓話性が程よいバランス。

性交と再生を信じる彼らの中では、キリスト教のほうが異教。そして、島民たちが見守る中、焼けおちたウィッカーマンの後ろにははまさに太陽が…彼らの神の太陽神ヌアダを暗示しているかのようでした。

ヘイ~ホ~♪ 今年も豊作だ~といったかどうかはわかりませんが、そういう事なのです、はい。
関連記事
ランキングに参加しております。
ご協力お願いいたします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ B級映画へ
にほんブログ村

コメント

コメントの投稿