
【概略】
高級車の後部座席をオフィスとして働く異端弁護士・ミックは、資産家の息子の弁護を引き受けたことから思いもよらぬトラブルに巻き込まれていく。
サスペンス
.0★★★★★
リンカーンは車のこと、リンカーンの後部座席を事務所として使用しているという無茶な設定だけれど、まあそれもありかな。
司法取引を最大限に利用して軽い刑で収める得意戦略で依頼人の利益を守るやり手弁護士ミック・ハラー。かれが今度弁護するのが資産家御曹司のルイス・ルーレ。しかし、今までと同じ戦略(司法取引)で行こうとしたら無罪を主張され、かと思えばルイスが4年前にミックが担当した殺人事件の真犯人としても浮上してきて…というお話。
海外ドラマのような作品だなってのが最初の印象。毎回「今回の弁護人は」で続編が出来そうって言うか。必要とあらば汚い裏技も駆使するちょいワル弁護士ってのがミソ。
弁護士ものだからちょっと難しいかなと思ってたんですが全然そんなことなかったよ、面白かったー!
ルーレは、秘匿特権があるため弁護しているミックが彼を挙げることは出来ない事を見越しての依頼だった。4年前の犯人は自分だと堂々と告白するルーレ。調査員であるフランクも殺され、自分が容疑者にされるミック。フランクが殺された銃が自分のものだったのだ。刑事役で「BONES」のアンジェラが。
裁判では苦々しく思いながらも被告人を守る権利を行使していくミックだが、最後に秘策が。暴行容疑を棄却させといて殺人で再逮捕。見ている私はスッキリ!でもすっきり終わるはずはなかった。
最後の最後までミック・ハラーでした。これシリーズ化しても面白いかも!結構気に入っちゃった。
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