アニメ・CG・人形劇

フェリシーと夢のトウシューズ

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【概略】
19世紀末、施設で育ったフェリシーは、幼馴染みのヴィクターと施設を抜け出してパリへやって来る。彼女にはオペラ座でエトワールとして踊るという夢があり…。
アニメーション

.0★★★☆☆
王道的なサクセスストーリー。
養護施設に通う少女がバレリーナになる夢を叶えようとパリへ向かうという話で、結局元々の「才能」がモノをいうという設定は今一つに感じました。そもそもバレエ学校に潜り込むやり方が卑怯で、なんだか努力すればいつか夢は叶うという類の話ではなかった。そもそも基本すらできなかった少女が、ちょっとの努力で認められるという…。
ボーイフレンドの発明家の少年は良かったけれど、そういうわけでヒロインに好感がもてなかった。一応努力ではなく、めぐりあわせでチャンスを掴むヒロインではありましたが。
後半のダンス対決も、ありがち。この対決でライバル同士が認め合うのも。
悪い人になりがちの施設の管理人が、「あれじゃ抜け殻だ」と心配し夢を応援する。オデットと言う後ろ盾を得たうえ、元バレエダンサーのオデットとバレエ教師が信頼関係にある(お互い好意を持っている)、という設定。
そして最後執念深いライバルの母親、あれ殺しにかかってきてるからね。やりすぎ感。
一応爽やかに終わってますが、ちょっとどうかなーと思う作品でもありました。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2018/04/30 Mon )
  • コメント: 2
  • トラックバック: 1
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コメント

  • fjk78dead
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それは自分がもう夢とか済んでしまった大人だからかもしれないけど、できれば、正しい事をやった人に勝者になってもらいたい訳ですよ。フェリシーの努力はともかく、努力してるからそれで全てOKというのは違うと思う。

>fjk78deadさん こんにちは。

違いますよね。
フェリシーも努力してないわけではないけれども、
それをいったら子供のころから体力・精神力・技術を鍛えてきたライバルだとか
他の少女もいるわけで、彼女たちだってプリマを目指して練習してきたわけで
夢と情熱だけを武器にそこそこ整えたフェリシーが選ばれるのは、なんだか違う気がしました。
出来ればライバルもヒロインも関係のない、
もっと普通の子が選ばれるのが良かったのかも…。
でもそしたら少年漫画的終わり方になっちゃうか^;
「これからも夢は続く!」みたいな。

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