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羅生門

2018/01/21  20:32
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【概略】
都にほど近い山中で、貴族の女性と供回りの侍が山賊に襲われた。そして侍は死亡、事件は検非違使によって吟味される事になった。だが山賊と貴族の女性の言い分は真っ向から対立する。検非違使は霊媒師の口寄せによって侍の霊を呼び出し証言を得るが、その言葉もまた、二人の言い分とは異なっていた…。
スリラー



.0★★★★★
このときの京マチ子さんはすごいなあ…。

それぞれの人物から捉えた1つの物事の物語。

角度が変われば1つの物事が全く異なるという、人間の愚かさや虚飾する人間の心など業の深さを感じられる物語でした。ただ羅生門そのままの物語ではなかったです(舞台設定が羅生門なだけ?)

朽ちかけた羅生門に洪水のような豪雨。一番最初のこの舞台シーンがまたよくできていますよね。物語としては、羅生門の下で雨宿りする3人が、とある物事が理解しきれずそれを話し始めるというもの。

この、とある物事が事件の証言の顛末なのですが、事件の関係者全ての証言が食い違い、そして最後まで物語の真相は明かされません。ただ、それぞれの言い分が述べられるだけです。

ボレロの曲調のように次第に何かに煽られるような京マチ子演じる妻の証言場面はかなり良かったです。正直いうとこの辺りからこの作品に集中し始めました。

登場人物たちそれぞれの身勝手さはかなり良くできていました。「本当のことを言えねえのが人間だ」「弱いからこそ己にさえ嘘をつく」ええ、本当にそのとおり。深いです…。

関係者の話をすべて聞き、人間を信じることができない、この世は地獄だ。そういった直後、一連の話をきいていた羅生門の3人は捨てられた赤ん坊に気付く。雨があがるとともに希望も垣間見えるラストでした。

出来れば字幕を出してほしかったよ;; あ、映像はきれいです。
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