
【概略】
ケイティはある日突然監禁され、男たちに繰り返し犯される。隙を突いて脱出するも連れ戻され、再び地獄のような日々が彼女を襲う。身も心も壊された彼女の中に、やがて復讐の炎が燃え始め…。
スリラー
.0★★☆☆☆
ただほど高いものはない。誘拐して強姦、暴行、陵辱し、精神的にも肉体的にもボロボロにしていく。誘拐され連れて行かれたのは全く知らない外国で、ようやく逃げ出すが捕まってしまう。
「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」と同監督による続編。前作は、「発情アニマル/悪魔のえじき」(78年作)のリメイク版でしたが、今作はオリジナルストーリーで展開。
うむ…やはり…女性が見るには結構キツイ…。強姦は、心の殺人といわれている。それを繰り返し…複数の男達と…小便までかけられる。これに興奮する男性の気持ちは到底わからんです。
で、「倍返し」となるリベンジのほうですが、これも「爽快!」とまではいかなかった。もやもやが残り、後味が悪い。このリベンジ部分は受けた屈辱の倍以上の復讐をすべき。あとでほくそ笑んでしまうくらい凄絶なものを期待していたので、これが「倍返し」なのか?と正直疑問に。私が同性だからかもしれないけれど。
睾丸をつぶしたりと男性には痛い描写が続くかもしれないが、彼女のリベンジは手ぬるいと思う。刑事のせいで結局全員に仕返しできたわけじゃないしね、ケイティの気持ちもでしょうが、観ている側も今作は消化不良だな~と感じることでしょう。
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