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ギャングスター・ナンバー1

2018/01/12  20:45
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【概略】現代のロンドン。アンダーワールドのナンバー1に君臨する55才のギャングスターにある日、投獄されていた元ボス、フレディが出所するとの知らせが入る。動揺し始めるギャングスター。1968年のロンドン。裏社会の頂点を極め誰からも恐れられるフレディは、彼の部下であるギャングスターにとって憧れの対象だった。ギャングスターはフレディのために次々と仕事をこなし、彼の右腕となるまでに昇進。だが、フレディがカレンという女性に惹かれたことから2人の関係は崩れ始め、嫉妬心にかられたギャングスターはある陰謀をめぐらす…。
ドラマ



.5★★★★☆
超えなければならない男がいる。

なんてことだ!ベタニーファンにとっては素晴らしい映画です!

主人公だけはポール・ベタニー(1960年代)とマルコム・マクダウェル(1990年代)で演じ分けられていますが、そのほかの人は同一人物を使っています。

現代と過去のロンドンを舞台に、自分のボスに強い憧れを抱くひとりのギャングが、やがてそのボスを裏切り自ら裏社会の頂点に立つまでと、不安や孤独と戦いながらトップを守り続ける姿を描いた犯罪ドラマ。ベタニー観たさに借りたよ!だって好きなんだもん!

全編を通してギャングスターを演じるポール・ベタニーがとにかく物凄かったです。あの目!犯罪ですよ!彼は人をいたぶるときに「俺の目を見ろ」と言うのですが、これを体現できるのは彼だけでしょうとも。眼力すげーの。狂っていく心理描写が、スタイリッシュな映像で描かれていきます。ノーブルで冷ややかな顔立ちがまたなんとも役柄にあっている。

60年代のロンドン、裏社会に君臨するのはフレディ・メイズ。裏社会のボスでありながら常に紳士的で人望も厚い。ルックス、権力、富…すべてを兼ね備えた、まさに完璧な男だった。

そんなフレディに憧れて、ギャングスターはフレディの部下として動いていく事に。初めは純粋に憧れと尊敬の眼差しでフレディを見ているギャングスターが、あるきっかけを期に、それは愛憎渦巻く嫉妬と権力への固執へと姿を変えていくのです。(まっ簡単に言うと、組織抗争とボスに本気で愛する女性が出来た←この時のギャングスターの表情がね!もうね!あああ、堪らん…タイピンもらって舞い上がっちゃったりもしてね)

ボスに対する憧れが狂気的となる過程など、ポール・ベタニーが視線や表情で羨望、嫉妬、怒りを雄弁と語っているのです…これは凄いよ!

策略を巡らせボスを陥れて殺そうと目論むが、フレディは奇跡的に一命を取り留めて罪を被せられ30年の禁固刑に。それから裏社会はギャングスターの時代へと移り変わっていった―。

物語は冒頭で55歳になったギャングスターがフレディ出所の噂を聞き、過去を思い出していく回想形式で始まり、そこからギャングスター視点で話が進められ、ラストに現代に戻り出所したフレディと再会します。

裏社会のボスとなり名声を得てフレディを超えても満たされない心。どれだけ地位を築こうともフレディへの執着は変わらない。挑発するギャングスターへのフレディの冷静な言葉。彼には遠く及ばない…ギャングスターは虚無感と、かつてもっていて今は無くしたものを抱えて、夜景を眼下にマンションから飛び降りる。「俺はナンバーワンだ」と叫びながら。

ギャングスター=ポール・ベタニーの、カフスに手をやる仕草、エレベーターの中でサイレンサーを装着するところ、スーツを脱いで返り血浴びまくりのシーンだとか…もうね、たまらんっ、萌えです。シャワーシーンもあるよ、うふっ。
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